④食料の安全を守る
日本は農業用ドローンを最も早く導入し、最も経験が豊富な国である。統計によると、日本の家庭で食される白米の約3分の1はドローンを使って農薬が撒かれている。2015年12月時点で中国の植物保護分野が保有するドローンは2324機で、16年には日本を超えるとみられる。
業界関係者は、ドローンでの農薬散布は水と農薬の節約、農薬の効果向上につながり、最終的に残留農薬も減らせるとしている。さらに、ドローンでの農薬散布の効果は高く、予想外の害虫の発生にも対応できる。