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japanese.china.org.cn | 31. 03. 2017

東アフリカで1600万人餓死 栄養失調児が増加

タグ: アフリカ 栄養失調児

イギリスの『デイリー・ミラー』の3月20日の報道によると、2週間前、ソマリアの5歳男児アブドラヒちゃんが移動診療所の泥だらけの床に置かれた体重計に乗った際、針がほとんど動かないという出来事があった。アブドラヒちゃんの胸には肋骨の形がくっきりと浮き出ていた。また、食事を長期していないため、お腹は空気が漏れたゴムボールのようにへこんでいた。看護師が腕の周りを測ると「極めて危険」な状態で、気管支炎も患っていたことがわかった。しかし、イギリスの支援機関の医療スタッフの努力により、アブドラヒちゃんと彼の2人の兄弟は徐々に回復に向かっている。

アブドラヒちゃんのような子供たちにとって、救援物資と医療支援は命に関わる贈り物である。イギリスの災害緊急事態委員会(DEC)は、東アフリカの飢餓に苦しむ児童への支援金2400万ポンドを集めたと発表した。報道によると、現在支援を必要とする人はソマリアだけで620万人に上り、うち290人が深刻な飢餓状態にある。また、「重度の栄養失調」の5歳以下の児童は約100人いる。

報道によると、ソマリア、南スーダン、ケニア、エチオピアで80万人の児童が極度の飢餓状態にあり、より多くの食糧供給と医療支援がなければ死者の増加を阻止することはできない。干ばつと紛争が続き、東アフリカで1600万人が飢餓により死亡した。彼らは食糧、水、薬を必要としている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月31日

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