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japanese.china.org.cn | 04. 05. 2017

国産大型旅客機がC919に初飛行 内部写真を先取り

タグ: 国産大型旅客機 C919 内部写真

 

C919がまもなく初飛行する。記者は中国商飛有限責任公司からC919の内部、コックピット、外観の写真を入手した。

中国が初めて国際基準に基づいて研究・開発し、自主的知的財産権を有するこの大型旅客機は、天候に問題がなければ5日に上海浦東国際空港から初飛行する。

C919の全エコノミークラスタイプは168席、基本型は158席で、航続距離は4075~5555キロ、大型旅客機の中でも「入門クラス」となる。

C919はすでに世界の23社から570機の発注があり、うち平安国際金融租賃は50機を発注。そのほかに農銀租賃、工銀租賃、中信金融租賃、中国国際航空、東方航空、南方航空などから発注がある。

2007年に大型機開発重大科学プロジェクトを正式に立ち上げてから2015年にC919の1号機が中国商飛の組み立て製造センターでラインオフし、初飛行するまで、国産大型旅客機は10年かかった。

中国にとって、C919の製造は簡単ではなかった。これにより、中国の民間航空は外国からの輸入に頼る必要がなくなり、中国は飛行機の自主開発の道を歩みだした。C919の初飛行、量産の実現は川上・川下産業の発展、ハイテク人材の雇用の解決、航空人材の育成、経済発展を後押しし、中国製造の名刺の1つとなり、中国製造の国際的地位と影響力も高めることになる。新華社が伝えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月4日

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