ロシアのニュースサイト「スプートニク」が5月11日に伝えたところによると、スペインの王立エルカノ研究所は、11カ国で「国際舞台で一番の友好国になってほしい国」を聞き、調査結果をまとめた。その結果、中国ではロシアに外交・政治の友好国になってほしいと答えた人が最も多かった。
同調査は2月から3月にかけて実施。中国、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、米国、チリ、エクアドル、モロッコ、日本、トルコの各約400人、計4468人が調査に参加した。
「国際舞台で一番の友好国になってほしい国」を尋ねたところ、中国人の40%がロシアを1番に挙げ、15%が2番に挙げた。米国を1番に挙げた人と2番に挙げた人はそれぞれ11%と7%だった。
米国でロシアをを1番に挙げた人と2番に挙げた人はそれぞれ7%と8%。米国人の35%が「どの国が米国の一番の友好国にふさわしいかわからない」と回答した。
また、日本人の90%が米国を「一番の友好国」に選んだ。そのほか、チリ、エクアドル、モロッコの人々も米国に一番の友好国になってほしいと考えていることがわかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月12日