都市部で自転車が再ブーム、一体何が変わったのか?

都市部で自転車が再ブーム、一体何が変わったのか?。

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発信時間: 2017-05-13 09:13:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

シェア自転車は何を変えたか?

発達したインターネット技術と数多くのSNSにより、シェア自転車は急速に若者の間で普及していった。自転車が再び、社会全体で流行している。シェア自転車の高度発展は、何を変えたのだろうか?

(一)都市の外出手段と人々の意識の変化。社会全体で環境保護の理念が高まるにつれ、自転車は都市部の「最後の1キロ」問題を解決する理想的な方法と意識する人が増え、公共自転車システムが各大都市で見られるようになった。データによると、中国のシェア自転車市場のユーザー数は2016年末に1886万人に達し、2017年も高度成長を続け5000万人の規模に達する見通しだ。外出中の使用の需要が、依然として旺盛だ。通勤・退勤のラッシュ時間帯、都市の短距離移動で、シェア自転車は最大の選択肢になっている。

(二)都市の環境改善と空間の節約。動力車の増加により環境汚染が深刻になり、駐車が困難になっている。これは都市部で生活する人々に嫌われる2大問題だ。摩拝単車(Mobike)の姚呈武総経理は「シェア自転車サービスが提供されたこの1年内に記録された、全国の自転車移動距離は25億キロに達する。PM2.5の排出量が54万トン削減された。小型車による二酸化炭素排出量が17万トン、PM2.5が45億グラム減少した。これは3000万本の木に相当する。ガソリン使用量が約4億6000万リットル減少したが、これは北京のすべての小型車のガソリンを2回満タンにできる量だ。空間を見ると、シェア自転車1台の駐輪スペースは1平方メートルほどだが、小型車は約10平方メートルに達する。北京の現在のシェア自転車台数で計算すると、60万平方メートルのスペースを節約していることになる」と話した。

(三)業界の全産業チェーンのアップグレードをけん引。シェア自転車の登場により、伝統的な自転車業界(自転車の製造・販売・修理など)が復興期を迎えている。またインターネット技術の更新、ソフト・システムのアップグレード、新材料の開発など、新興業界の革新をけん引している。この一連のメリットにより、業界の生産基準の策定と議論が促されている。全国各地で先ほど、シェア自転車の関連基準や管理意見が相次いで打ち出され、自転車業界の規範的な管理が行われた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月13日

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