アラブ首長国連邦のビジネス誌『Arabian Business』によると、世界初の「ロボコップ」が3日間にわたってドバイで開かれた港湾情報安全・博覧会会議に登場した。5月24日、世界初のロボット警察官がドバイ警察に加わり、パトロールを行った。このロボットは警察の犯罪取り締まり、都市の安全維持を手助けする。このロボット警察官は23日晩に港湾上安全博覧会のパトロールに参加し、今後はドバイの人口が多いエリアでパトロールを行う。

身長165センチ、重さ100キロのこのロボット警察官は感情センサーを搭載し、1.5メートル離れた場所での手の動きを感知できる。また、人との交流では相手の感情や表情を読み取り、状況に合わせて表情を作る。胸の前にあるタッチパネルで犯罪行為を報告したり、交通違反の罰金を支払うこも可能。パトロールにおいては顔識別装置を通して容疑者の識別と確保を手助けし、映像をリアルタイムで送る。そのほかにマイクも付いており、ドバイの警察センターに直接つながるようになっている。このロボットはアラビア語や英語を含む6カ国語に対応し、会話や案内、握手、敬礼ができる。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2017年5月24日