多くの人は公徳心を持っており、街中で何かを食べた後にごみをむやみに捨てたりはしない。しかし、ごみ箱が見当たらず、ポイ捨てしてしまうこともあるだろう。こんな時、ごみ箱が自分のところまで移動してきてくれたらどれほど便利かと思ったりもする。これらのブラックテクノロジーはSF映画にしかないように思うが、フランスの鉄道会社はそれを現実にした。

フランスの鉄道会社は、パリのリヨン駅に数万ユーロもするスマートごみ箱を試験導入した。この「B.A.R.Y.L」という名前は、米国の小説を改編した映画『D.A.R.Y.L』から来ている。このスマートごみ箱はアシカのような形をしており、ごみを捨てたい時に呼ぶと、自動で自分のところまでやって来てごみを回収する。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2017年5月26日