多くの人がスマートフォンに多くのアプリを入れていると思うが、毎日使うものもあれば、ほとんど使わないものもある。米国のCBS放送は6月1日、メアリー・ミーカー氏が31日に発表した2017インターネット・トレンドのレポートの統計によると、5月のWeChatの1日あたり使用時間は中国のアプリ全体の約29%を占めると伝えた。中国のユーザーの1日のアプリ使用時間は31億時間、WeChatだけで9億時間に達するという。
騰訊(テンセント)が5月に発表した統計によると、WeChatのマンスリーアクティブユーザーは9億3800万人で前年同期より23%増加し、その規模はFacebook、メッセンジャー、WhatsApp(5月時点のマンスリーアクティブユーザーは平均12億人)に迫っている。
メアリー・ミーカー氏が作成したグラフを見ると、WeChatのほかに、テンセントのQQ、百度(バイドゥ)の愛奇芸、アリババのUCブラウザ、微博などの中国のアプリの使用率が高い。中国のネットユーザーの生活は「BAT」(バイドゥ、アリババ、テンセント)3社の商品に占拠されていると言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月2日