「新北京人」の住宅購入申請が開始 初の試行で128戸分配

「新北京人」の住宅購入申請が開始 初の試行で128戸分配。

タグ: 新北京人,住宅購入

発信時間: 2017-06-13 13:13:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京市住宅都市農村建設委員会によると、朝陽区の錦都家園の住宅プロジェクトは13日からネット申請を受け付け、うち30%は新北京人(安定した職業に就き北京以外に戸籍を置く、住宅を保有しない家庭)に分配されることがわかった。新北京人向けに販売される住宅は北京市では初めてとなる。

価格は周辺の分譲住宅の半分以下

北京市住宅都市農村建設委員会は今年4月、「公租房」(低所得者向け公営住宅)の新北京人を対象とした分配を試験的に開始すると発表した。また、試行後に新北京人を対象とした「公租房」と住宅の分配に関する長期的な制度も構築すると言及しており、試行時期に注目が集まっていた。

13日に申請を開始する錦都家園の住宅プロジェクトは建築面積約11万7000平方メートルで、うち分譲住宅は約3万6000平方メートル。生活空間面積76~90平方メートルの2LDKは389戸、81~90平方メートルの3LDKは38戸、計427戸で、平均価格は1平方メートルあたり2万2000元となる。

この物件は立地が良いだけでなく、価格面も大幅に優遇されている。同エリアの分譲住宅は1平方メートルあたり6万4000元だが、錦都家園はその半分以下である。

新北京人に128戸を分配

どのような条件の新北京人が申請できるのか。まず、北京戸籍の家庭も新北京人も、以下の3つの条件を満たしていなければいけない。1つ目は北京市内に自分名義の住宅がないこと、2つ目は3年以内に住宅譲渡の記録がないこと、3つ目は「安置房(農民を移住させるための住宅)」補償契約に調印していないこと。

同プロジェクトの物件の30%、計128戸は朝陽区で働き、北京市住宅購入制限政策に合致し、住宅を保有していない「新北京人」(夫婦双方及び未成年の子女を含む、独身者は満25歳以上)に分配される。

そのほか、合理的に分配するため、家族が2人以下の家庭は2LDK以下の間取りの物件しか選択できない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月13日

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