ホーム>社会
japanese.china.org.cn | 22. 06. 2017

浙江省平陽県 「皮の都」から「ペットタウン」にモデル転換

タグ: ペット,皮革産業 モデル 転換

6月21日、空から見おろした平陽県にある「ペットタウン・リビング」。この建物は犬が好きな骨の形をしている。平陽県の「ペットタウン・リビング」には相談、ガイド、展示、PRなどの機能があり、観光客はマルチメディア技術を通してペットの種類、歴史、習性を知り、ゲームを楽しむこともできる。

1980~90年代、浙江省温州市平陽県水頭鎮の皮革産業は驚異的なスピードで発展し、「中国の皮の都」と呼ばれている。近年、地元政府は皮革産業を全面的に整備し、皮革産業のモデル転換・グレードアップを通して平陽県の付加価値が高く汚染が少ないペット産業の発展を推し進め、ペット産業は「発展の春」を迎えた。2016年初め、平陽県のペットタウンは浙江省ファッションビジネス類特色タウンに組み入れられた。

このペットタウンは平陽県水頭鎮の渓心半島にあり、計画面積は約3.3平方キロメートル、計画投資は52億2000万元。ペット用品産業とペットレジャー産業の2つの基幹産業の育成を重点とし、産業、観光、コミュニティ、人文機能を一体化させ、ハイクオリティのペット用品研究開発・製造基地、ファッション展示の窓口、テーマ観光の目的地、総合サービスセンターが集まる特徴的な街にすることを目指す。平陽県は「全国ペット用品生産基地」と「国家級輸出ペット食品質量安全モデル区」という2つの国家クラスの名刺を獲得した地域である。現在、同県にはペット用品メーカーが72社あり、うち年間生産高が1億元を超える企業は3社。2016年のペット産業の生産高は前年比15.8%増の30億元に達した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月22日

1   2   3   4   5   次へ  


 

コメント

コメント
名前
最新コメント (0)