飲食店、コンビニエンスストア、タクシー、路肩で売っている食べ物屋さんなど、近ごろは携帯電話で支払うことが習慣になっている。北京地下鉄と北京市政交通カードが携帯電話での乗車プロジェクトをスタートさせることがわかった。最初の試験地点は房山線となる。約160機種の携帯電話でサービスを受けられるが、アップルはまだ使用できない。
北京地下鉄と北京市政交通カードが実施する「携帯電話一卡通」プロジェクトは北京地下鉄でのモバイル決済を可能にする。北京地下鉄によると、同プロジェクトは「一卡通(iPASS)」と携帯電話を合わせ、市民がiPASSを携帯せずに外出し、携帯電話で地下鉄をスムーズに利用できるというもので、カードを探したり忘れるという面倒をなくすことができる。また、オンラインでチャージでき、アプリをダウンロードして3つの操作を行うだけでチャージが完了し、窓口で手続きする必要はない。
しかし、現在この機能を使用できるのはNFC(近距離無線通信)を搭載する携帯電話だけである。小米(シャオミ)、華為(ファーウェイ)、サムスン、ヌビア、一加(ワンプラス)、魅族(Meizu)などのNFCを搭載している約160機種で使用できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月27日