8月7日、Casavant(カサバン)700号パイプオルガンの修理・設置現場の様子
「Casavant(カサバン)700号パイプオルガン」はカナダ・ケベックのカサバン社が製造した700番目の作品である。このパイプオルガンは1917年に米ボストンのエマニュエル教会に設置された。リードオルガンと聖堂用オルガンでできており、4層の鍵盤で7418本のパイプ、132個のストップをコントロールする。長さ12.5メートル、高さ13メートル、重さ42トンで、「ボストンの宝」と呼ばれる。2007年、このオルガンは華僑で著名コレクターの胡友義氏の手に渡り、ボストンからアモイ市鼓浪嶼に運ばれた。再び輝きを取り戻すため、鼓浪嶼オルガン博物館は新館でこのオルガンの修理を行った。2013年、北米、欧州、豪州、中国から数十人の専門家、エンジニア、作業員が集まり、このオルガンの修理を開始。修理は2017年に終わる見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月8日