米国は韓国の消費者に人気の越境EC市場だが、その割合は低下し、近頃は欧州、中国、日本が人気を集めている。韓国人に最も人気のある中国の商品は電子機器で、空気清浄機の取引件数は7万8750件に達する。韓国紙『アジア経済』が11日付で伝えた。
韓国関税庁が11日に明かした情報によると、2017年上半期の韓国での越境EC取引件数は1096万件で前年同期比34%増、取引額は9億7400万ドルで30%増だった。
米国は韓国の消費者に人気の越境EC市場だが、その割合は低下し、近頃は欧州、中国、日本が人気を集めている。
上半期の米国市場の取引件数は631万件で15%増、取引額は5億6400万ドルで13%増。欧州市場の取引件数は177万件数で60%増、取引額数は2億ドルで68増。中国市場の取引件数は162万件で87%増、取引額は1億1500万ドルで70%増、日本市場の取引件数は97万件で136%増、取引額は6400万ドルで101%増だった。
韓国の越境ECで最も人気があるのは米国で57%を占める。続いて欧州(16%)、中国(15%)、日本(9%)となっている。しかし近年、米国の割合は低下し、その他の国・地域の人気が高まっている。
韓国人が米国から最も多く購入する商品は健康・保健食品で全体の30%を占める。欧州からは化粧品と香水(31%)、中国からは電子機器(22%)、日本からはチョコレートなどの食品(22%)が多い。
中国からの空気清浄機の購入は7万8750件で、前年同期の11倍になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月14日