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japanese.china.org.cn |16. 08. 2017

成都市青年が犬用プール開設 熱中症死した愛犬を想う

タグ: 成都 犬用プール開設

8月1日に伝えられたところによると、成都市では午後の熱波で気温が34度に達し、朝から晩まで暑苦しい状態が続く。今夏、三聖郷の静かな庭にあるプールが賑わっており、週末になると20匹前後の犬が泳いでいる。この犬のトレーニング用プールは、成都市の青年・呉方舟さんが2015年夏に熱中症で死亡した愛犬「球球」を記念するために新設したものである。

2015年夏、仕事が忙しかった呉方舟さんは、愛犬に留守番をさせていた。帰宅すると、いつも元気な「球球」は熱中症になりぐったりと床に横たわっていた。犬を抱えて急いで病院に駆け込んだが、熱中症で腎臓が弱り、この世を去ってしまった。

「球球と8年間生活し、大好きだった。8年間、愛し続け、自分を見て育った子供のようだった」と話す呉さんは、自分のミスで愛犬を死なせてしまったことを情けなく思い、長い間落ち込んでいた。夜中に泣くことも多く、妻も見るに堪えず出て行った。彼は、死んだ犬のために何かできないかと考え、本当の楽園を作ろうと思い立ったという。

昨年、呉さんは2000平方メートルほどの理想の場所を見つけた。熱中症で死亡した愛犬のことを思い出し、犬のための大きなプールを作ることを思いついた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月16日

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