支付宝の「発現」プラットフォームは8月16日、世界最大の口コミサイト「Yelp」とリンクすると発表した。中国人観光客が米国で支付宝を使ってYelpのレストラン、店舗の情報が見られるようになる。
ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、サンフランシスコは中国人観光客に人気の4大都市であり、Yelpのこれらの都市の情報ページから支付宝にアクセスできるようになっている。ミシュラン星付きレストランが最も多いサンフランシスコ、ロサンゼルスのレストラン予約から、世界の観光客に人気の「国道1号線」マイカー旅行まで、支付宝で現地の店を検索し、ルート検索、口コミ、予約、支払いが可能になる。
Yelpは2004年7月にサンフランシスコに設立され、32カ国の主要都市で業務を展開し、現地の店舗情報を提供している。2016年3月末時点で、世界のユーザーによるコメント数は1億1500万件に達した。Yelpと支付宝のリンクにより、中国人観光客は旅行がしやすくなり、現地の生活を体験することもできる。
支付宝国際事業部の責任者の趙穎氏は、「中国人の海外旅行に対するニーズは多様化、個性化しており、目的地の国の最も優れた企業と提携し、中国人観光客に奉仕することは支付宝国際事業部の重要な任務の1つである。中国人に海外でも国内と同じように便利に過ごしてもらい、旅行の質を高め、旅行をより楽しんでもらいたい」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月14日