BRICSスポーツ事業には多くの特徴があり、BRICS間で多様なスポーツ交流が行われている。中国とブラジルのスポーツ交流の中で最も印象的なのは、サッカー分野の協力である。2014年7月15日、山東魯能はブラジル・サンパウロ州ポルト・フェリス市に中国サッカー初の青年訓練所となる魯能ブラジルスポーツセンターを設立した。同センターの元の所有者であるブラジルスポーツセンタークラブは、青年の養成に力を入れるクラブとしてブラジルで有名である。訓練所の設立当初、山東魯能は国内から14~18歳の優秀な選手を選抜し、短期トレーニングを実施していた。2017年初め、山東魯能は新型の国際化戦略の大きな一歩を踏み出し、16歳以下(U16)チームの9カ月にわたるトレーニングを行った。このU16チームは5人交代制でブラジルの同世代の選手との混合で訓練し、選手に優れた競技場所と雰囲気を提供した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月21日