『戦狼2』の興行収入51億元に 世界トップ100入り

『戦狼2』の興行収入51億元に 世界トップ100入り。

タグ:戦狼2 中国映画

発信時間:2017-08-22 08:49:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 



 

 中国映画の興行収入トップに立ったのに続き、『戦狼2』の興行収入が19日午後に50億元の大台を突破し、国産映画の最高記録を再び更新した。20日は興行収入が51億元を超えた。

 

 現時点で、『戦狼2』は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『アバター』に次ぎ、単一市場の興行収入としては世界3位につけ、『ドクター・ストレンジ』(6億7700万ドル、約44億2200万元)を超え、世界の映画史上興行ランキングのトップ100入りを果たした。アジアの映画の中で初ランクインであり、ハリウッド映画以外で初めてランクインした作品でもある。

 

 7月27日の公開以降、呉京監督の『戦狼2』の興行成績は上がり続け、国内の記録を次々と破った。『人魚姫』(33億9200万元)を破り中国映画の興行収入トップに立ったのに続き、8月10日には40億元の大台を突破。18日には別の記録も打ち立て、ハリウッドを驚かせた。同日、『戦狼2』の中国市場の観客動員数は1億4000万人に達し、『タイタニック』の北米市場での観客動員数1億3800万人を上回り、世界映画史上における「単一市場の観客動員数」の新記録を打ち立てた。『戦狼2』の公式ブログは、「みなさんのおかげで、中国映画が世界ランキングのトップに立つことができました」と観客に感謝の意を表した。

 

 『戦狼2』の上映期間は8月27日までの予定だったが、発行元は1カ月延期し9月28日まで上映することを決めた。上映期間は2カ月間に及ぶ。また、全国の映画館は『戦狼2』のIMAX版を上映。公開後にIMAX版を上映するのは国内初となり、興行収入はさらに増加することが予想される。

 

 同作が興行収入記録を何度も塗り替えたことは、中国映画市場の急速な拡大も意味する。2002年、張芸謀監督の『HERO』(原題:英雄)の興行収入が2億5000万元に達し、中国語映画はビジネス化時代に突入した。その後、中国映画の興行収入記録は何度も更新され、増加幅も拡大していった。2008年に馮小剛監督の『狙った恋の落とし方』は3億2000万元でトップに立ったが、2009年には『建国大業』(4億2000万元)に破られた。2012年、『ロスト・イン・タイ』が12億元でトップに立ち、その後に『モンスター・ハント』、周星馳監督の『人魚姫』(33億元)が次々と記録を更新した。今回『戦狼2』』が再び新記録を打ち立てたことは、中国映画市場に巨大な潜在力があることを示している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月22日

 

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