中原地区に位置する鄭州市の中心から鉄道を「米」の字に広げ、7億人の高速鉄道2時間圏を形成するという広大な構想は、7年前はまだ「紙上の計画」だったが、実現に向かって順調に進んでいる。
北京・広東線、除州・蘭州線を主体とする鄭州「十字型」高速鉄道の枠組みがすでに形成されている。鄭州と万州、合肥、太原、済南を結ぶ4本の路線の建設が同時に進められ、8方向に広がる河南省「米の字」高速鉄道は第13次5カ年計画期間中に完成する見通し。
鄭州市を中心とする「米の字」高速鉄道の開通後、東西と南北だけでなく、華東、長江デルタから華北、北西及び環渤海、南西地区、さらには東南アジア、ベンガル湾などの地域もつながり、中国の高速鉄道網とサービス範囲は大幅に拡大し、東中西の都市群の共同発展を後押しすることにもなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月22日