「顔で生きて行く」時代が本当に来たのかもしれない。ATMでの現金引き出し、モバイルバンキングでの送金、さらにはケンタッキー・フライド・チキンなど、顔認識技術は私たちの生活をより便利にしている。
HSBCが顔認証技術を導入
HSBC(中国)有限公司は6日、モバイルバンキングに顔認識機能を導入し、小額のモバイル決算がより安全で便利になると発表した。この新技術を導入した外資系銀行ではHSBCが初めてとなる。
この機能は小額のモバイル送金時、複製が難しい顔認識技術と認証コードなどを合わせることで資金の安全を守るという。またこの技術は、ワンタイムパスワードカード端末を携帯するという不便さも解決する。この方法でHSBCモバイルバンキングでは1日5万元以下のモバイル決済が可能。
HSBC中国副総裁兼リテールバンキング・財産管理業務マネージャーの李峰氏は、「世界的に見ると、中国本土の消費者は新技術を積極的に受け入れる傾向にある。顔認識を例に挙げると、HSBCの科学技術信頼度の調査で、中国本土の約半数の人がこの技術は生活を便利にすると回答し、世界平均水準を16ポイント上回った。また、本土の消費者はモバイル決済において先進国をはるかにリードしている」と話した。
中国の数行がすでに顔認識技術を導入
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月7日