日本の研究者が伸縮性と耐水性を持つ超薄型有機太陽電池の開発に成功した。この電池はウェアラブルデバイスに使用される見通し。
衣類に貼り付けられる太陽電池はウェアラブルデバイスに最適だが、安定し、丈夫で光電変換効率が高くなければいけない。
日本の理化学研究所は19日、同所が東京大学、科学技術振興機構と共同で柔軟性のある有機太陽電池を開発したと発表した。両面に弾力素材が施されたこの超薄型電池は伸縮性と耐水性を持つだけでなく、光電変換効率が7.9%に達し、水に2時間浸しても変換効率はそれほど低下しない。そのため衣類に貼り付け、揉まれても使用できる。
この研究成果はイギリス誌『ネイチャー・エネルギー』ウェブ版で発表される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月20日