天安門広場に設置された「大花かご」などの花壇が、ライト点灯テストを終えてライトアップされた。今回のライトアップは過去とどこが違うのか。北京市花木公司の担当者によると、今年は「大花かご」のほか、地面の花もLED冷光源に照らされ、全体がまとまった演出となっている。また、花壇の外枠に新型の光源を使用し、「大花かご」をより美しくしている。
2016年、天安門広場のすべての花柱に初めてレーザー投影技術が使用され、花壇の周囲に調節可能な電飾を設置し、夜景の効果を引き出した。今年は技術の成熟化に伴い、過去の技術を引き続き使用し、大花かごと「祝福祖国」の字をライトアップで立体的にしたという。
国慶節期間中、天安門広場中心に「祝福祖国」の巨大花かごが飾られる。責任者によると、大花かごは柿、ザクロ、リンゴなどが入った「花と果実のかご」をテーマとしている。高さ17メートル、かごの高さ15.3メートルで、土台は直径50メートルのハート型になっている。南側に「祝福祖国、1949-2017」、北側に「喜迎十九大」の文字がある。
そのほか、天安門広場の両側の緑地に12本の花柱、18個のフラワーボール、5000平方メートルの花壇を設置。夜になるとライトアップで変化し、より美しい夜景を作り出す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月5日