中国人観光客の増加が世界の消費習慣を変える

中国人観光客の増加が世界の消費習慣を変える。

タグ:世界,消費習慣,中国人観光客

発信時間:2017-10-11 11:02:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国国家旅游局の統計によると、今年の国慶節・中秋節の大型連休の海外旅行者数は600万人を突破し、中国の約300都市から世界88の国・地域の1155都市に観光客が散らばった。中国人観光客の消費額は現地の経済を後押しすると同時に、変化し続ける習慣が旅行先に与える影響も世界から注目されている。

 

 「大勢の人に聞かれたが、どこに支付宝を導入するのがよいだろうか」。連休前、日本の業者がネット上の掲示板にこのような質問をし、話題になった。中国人の海外旅行は消費習慣の海外進出を促し、海外の業者の決済習慣の変化ももたらしている。中国人観光客は世界の新しい風景となる新技術、新興から屈折への太陽と温もりをもたらしていると言える。

 

 中国人の所得が増加し、中国のパスポートの価値が高まり、海外旅行はごく普通のことになっている。2000年の中国の海外旅行者数はわずか1000万人だったが、2012年には8300万人に達し、今後5年で7億人に達するとみられている。中国は4年連続で世界最大の海外旅行消費国になっている。頻繁に海外に行くようになったことで、中国人観光客の旅行と消費に対する観念は成熟化し、世界との相互作用が高まっている。イギリスの『フィナンシャル・タイムズ』は、中国人観光客の消費額は増加しているが、買い物が全支出に占める比率は大幅に縮小し、15.9%になったと伝えた。『2017年上半期中国海外旅行者報告』は、海外旅行者の消費行動は以前の「爆買い」から「のんびり」に変わったとしている。宿泊、食事、買い物、文化のどの面においても、ゆっくり観光し、外の世界を深く体験するようになっている。高価なバッグやアクセサリーは買い物リストから消え、博物館や美術館が目的地になった。


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