ブラジルのダ・シルヴァさん一家に、ウィニキウスちゃんという新しい家族が増えた。ウィニキウスちゃんも、この家族の特徴である「6本指」を受け継いでいる。
奇形は一般的によくないことだが、シルヴァさん一家はこれを「貴重な遺伝」だと考えている。一家23人中14人が多指症で、手足の指が普通の人より2本多い。
通常、多指症の人は余分な指を使えないが、シルヴァさん一家は普通に使える。指が多くても支障がないため、彼らは「神から与えられたもの」と考え、指が多いことを生かして音楽やサッカーなどの面で活躍している。サッカーのゴールキーパーをする兄のジョアオ・アシスくんは、「指が6本あるとボールをつかむ時に力が入れやすく、指の間を抜けにくい」と話す。
そのため、ウィニキウスちゃんが生まれる前、一家は6本指を受け継ぎ、その能力で優秀な人になることを願っていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月16日