ALSの北京大学女性博士、全器官を寄付

ALSの北京大学女性博士、全器官を寄付。

タグ:北京大学 ALS

発信時間:2017-10-16 16:39:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


北大女博士患“渐冻症” 捐出所有器官


「生きる意味は命の長さではなく、命の質と厚みで判断すべき」。これは著名人の名言ではなく、29歳の北京大学の女性博士が残した言葉である。


 彼女の最後の望みは、死後に器官を寄付し、頭部を医学研究に使用することだった。


 彼女は、自分の死後に頭部を医学研究に使用し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)で苦しむ人たちを助けてほしいという言葉を残した。


 彼女の遺言が、ネットユーザーを感動させた。「器官を寄付する」という言葉は、29歳の北京大学女性博士の婁滔さんが筋萎縮性側索硬化症を患ってから残した最後の望みである。


 2007年、彼女は優秀な成績で中央民族大学歴史科に合格。2008年の北京オリンピックで、英語の成績が優秀な彼女は報道センターでボランティアをし、世界のアスリートの通訳をした。本科生だった頃は学部トップ3に入る成績で、2012年に北京師範大学歴史学院世界古史科に推薦で編入。修士生の頃は世界史の成績トップで一等奨学金を取得し、定期刊行物で翻訳文章を発表。2015年、筆記試験と面接の点数トップで北京大学歴史科に合格し、古代エジプト史を専攻。彼女は周りから明るくて勉強のできるきれいな女性と言われていた。


 筋萎縮性側索硬化症は神経系の病気で、その原因はわかっていない。彼女は遠隔期の発症で、進行が非常に速かった。恐ろしいのは、大脳では全身を意識できるが、次第にコントロールが効かなくなり、最終的に自力で呼吸もできず、死を待つしかないことである。そのため、この病気は「魂が体に閉じ込められる病気」と言われている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月16日


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