ロイター通信は10月17日、『中国の若者女性が海外で夢を追う、しかし帰国望む』という見出しの記事を掲載した。
愛寧さんは計画を立てて努力してきた。
彼女は中国北東部の長春市の高校を卒業。成績が優秀だった彼女は北京の有名な経済貿易大学に試験免除で合格した。
対外経済貿易大学の商業英語学部を卒業し、次の計画を立てた。
愛寧さんには留学の夢があり、米国のジョージワシントン大学への留学を申し込んだ。彼女の父親は会計士、母親は電子機器技術者である。
彼女は合格し、最終的に会計修士の学位を取得し、ワシントンで税務顧問の仕事に就いた。
米国に残ることを決めたが、2年連続で就業ビザが取得できず、彼女の計画は危ぶまれた。
幸い、2016年に就業ビザを取得できた。
しかし、夢を叶えた彼女は帰国を考え始めていた。
彼女には明確な目標があったが、祖国に対する強い誇りもあった。
現在、彼女は中国の台頭に注目しており、帰国するかどうか悩んでいる。
彼女は、「中国の多くの業界が急成長している。中国はいつか、技術と市場の面で米国を超える可能性がある」と話す。
今年秋、彼女は手続きのために帰国した。北京のある公園で休みながら、愛寧さんは「中国の変化に驚いた」と話した。
金融技術が急速に進歩し、中国の都市部で現金が必要ないほどになっていたことや、シェア自転車の多さに驚いたという。
新しいものは彼女を困惑させた。
「今回の帰国で少し心配になったことがある。米国に戻れば、(新しいものに)ついていけなくなる」と愛寧さん。
これは計画を見直すきっかけになる可能性があるという。
彼女は、「現在の生活は5年前に計画したこと。もっと良いプラットフォームやチャンスがあり、自分の好きなことができるのであれば、迷わず帰国を選ぶ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月24日