アディダス、ロボットが生産したシューズを発売

　アディダスは、ロボットが生産した「AM4LDN」を来週ロンドンで発売すると発表した。アディダスはロボットが生産した都市をテーマにしたシューズ6種を発表。「AM4LDN」はロンドンモデルになる。

　アディダスは10月26日、パリモデル「AM4PAR」を発表する。続いて、ロサンゼルスモデル（AM4LA）、ニューヨークモデル（AM4NYC）、東京モデル（AM4TKY）、上海モデル（AM4SHA）も発売する。ロボットが生産したこれらのシューズはアディダスのドイツと米国の「Speedfactory」工場で生産。同工場は時間とコストを節約するため、大量のロボットを導入している。アディダスの商品は主にアジア（主に中国とベトナム）の従業員100万人超が生産し、年間約6憶足のシューズやスポーツ用品を生産している。

　しかし近頃、アディダスは新商品をいち早く提供し、人件コストと輸送コストを削減するために一部の生産を主要市場の付近に移している。商品の多くはデザインから生産、出荷まで18カ月前後かかるが、45日への縮小を目指す。ロンドンモデル「AM4LDN」は来週発売され、価格は169.95ポンド（約222.74ドル）。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年10月25日