世界最大の高速鉄道網、中国が建設

世界最大の高速鉄道網、中国が建設。

タグ:高速鉄道

発信時間:2017-10-26 13:53:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界では今年に入ってから、「コインチャレンジ」という活動が流行している。これは硬貨を世界各国・地域の高速列車内で立て、その時間の長さを競うものだ。最終的に中国の高速鉄道が首位になり、世界のネットユーザーの議論を巻き起こした。

 

 小さな硬貨は、大きな進歩を反映する。この5年間は、中国の高速鉄道発展の歩みの中でも、特に重要な5年間だった。世界経済の回復が遅れるなか、中国の経済発展は新常態など一連の深い変化を迎えた。中国は確固不動の姿勢で発展理念を貫き、安定しつつ前進するという活動の基調を堅持し、困難に立ち向かい開拓・向上し、歴史的な成果を手にした。

 

 2016年末現在、中国の鉄道営業距離は12万4000キロに達した。うち高速鉄道は2万2000キロ。中国が高速鉄道に投入した動車組(新型高速列車)は計2595本に達し、世界全体の6割以上を占めている。また中国は世界最大規模の、営業速度が最高の、完全に独自の知的財産権を持つ高速鉄道ネットワークを構築している。神州の大地を駆け巡る高速鉄道は現在、かつてない「加速度」で人々の暮らしを変え、経済発展に新たな動力を提供している。

 

 2016年に改定された「中長期鉄道網計画」によると、中国国内の高速鉄道の規模は2020年に3万キロに達し、8割以上の大都市を網羅することになる。2025年には3万8000キロほどに達し、ネットワークをさらに拡大し、その構造も改善され、鉄道の経済・社会発展への支援力をより良く発揮する。2030年には内外の相互接続、地域間のスムーズなルート、省都の高速鉄道での連結、地級市のスムーズな移動、県域のほぼ全カバーをほぼ実現する。「4縦4横」高速鉄道を基礎とし、「8縦8横」をメインルートとする枠組みを持ち、地域連結線でつながり、都市間鉄道で補完される高速鉄道網を形成する。省都の高速鉄道での連結、地域間の効果的かつ利便性の高い連結を実現する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月25日


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