香港の『星島日報』が20日に伝えたところによると、香港労工・福利局の羅致光局長はこのほど、香港の家庭が雇う家政婦は36万人に達し、高齢化に伴い、30年後には家政婦需要が香港の労働人口の6分の1に相当する60万人に達する見通しだとブログに記した。香港政府は家政婦の調達元を増やし、1つの地域に偏らないように研究を進める必要がある。羅致光氏は、今年末にカンボジアから家政婦が渡航する見通しで、ミャンマーからの導入も検討していると明かした。
香港の『東方日報』によると、ミャンマー政府は7年前に女性がシンガポールやマレーシアで家政婦になることを許可し、3年前に香港雇用センターを通じたミャンマーの家政婦採用を許可した。当時、数百人がミャンマーから香港に渡航したが、ミャンマー政府は割当数を縮小し、香港でミャンマーの家政婦は増加しなかった。ミャンマー人の多くは仏教を信仰し、食習慣の面で中国やタイなどの影響を受けている。また、シンガポールで働いた経験があれば、より香港に適応しやすいとみられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月21日