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発信時間：2017-12-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　人力資源社会保障部がこのほど発表した『中国社会保険発展年度報告2016』によると、2016年の中国の社会保険制度実施状況は全体的に安定し、各項目の社会保険待遇のレベルは向上した。うち、企業退職者の1人あたりの年金は月2373元で前年比122元（5.4%）増加、労働者と住民の基本医療保険政策範囲内の入院費給付比率はそれぞれ80%以上と70%以上上昇、全国の1人あたりの失業保険受領額は月1051元で前年比91元（9.5%）増加した、その他の各項目の待遇も上昇し、国民は経済・社会発展の成果をより享受できるようになっている。

社会保険加入の拡大が着実に進む

　2016年、全国各地は全民保険加入計画を大々的に推進。うち、年金加入者は8億8777万人、基本医療保険加入者は7億4392万人（人力資源社会保障部が管理する都市・農村統一基本医療保険加入者）、労災保険加入者は2億1889万人、失業保険加入者は1億8089万人、出産保険加入者は1億8451万人になった。また、保険加入の拡大の作業においては、非正規雇用者、新業態従事者、一部の零細企業の加入率が低い、一部の人が年金体系に組み込まれていない、労災・出産保険加入率を上昇させる必要があるなどの問題が存在する。

　中国共産党第19回全国代表大会（第19回党大会）の報告は「全民保険加入計画の全面的実施」の新要求を打ち出し、人力資源社会保障部は全民保険加入の活動成果の強固と利用に取り組み、出稼ぎ労働者、非正規雇用者、新業態従事者の加入拡大を推進する。また、公的機関の年金に関する作業を引き続き推し進め、建築企業の労災保険加入を推進し、「誰もが社会保障を受けられる」という目標の早期達成を目指す。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年12月3日

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