広西チワン族自治区出身の頼園園さんは1987年に融安県大将鎮富楽村の農家に生まれた。幼少時、両親と村民はキンカン栽培で生計を立てていた。市場が開拓されていなかったため、当時はキンカンがあまり売れず、価格も安く、村の農家は作業が大変なわりに少ない収入しか得られなかった。2012年、タイ留学から帰国した頼園園さんは故郷のキンカンの販路開拓を始めた。次第に、頼園園さんは、ECに頼り物流を開通させることで遠くの地域に販売できると気付いた。2013年、頼園園さんはキンカンのネットショップを開設し、専門家を招いてブランド構築、パッケージデザイン、質向上を図り、販路を開拓していった。2016年、彼女のネットショップの売上高は1040万元に達した。
頼園園さんのおかげで、富楽村のキンカン販売の問題は解決され、地元に多くの雇用を創出し、出稼ぎに行っていた若者が村に戻り起業した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月7日