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japanese.china.org.cn |13. 12. 2017

河南省の鄭韓故城で2400年前の豪華な馬車が出土

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   12月12日、2017年2月の発掘開始から10カ月が経った河南省新鄭市の鄭国3号馬車坑で、2400年前の豪華な馬車が発見された。鄭国3号馬車坑は鄭国の君主の副葬坑で、これまでに4台の馬車が出土している。うち1台は大きく、装飾が豪華で、鄭韓故城で出土した馬車の記録を塗り替えた。この馬車は鄭韓故城で出土した中で最も大きく豪華な君主の車。古代の馬車は現在のキャンピングカーのようで、車体は幅1.6メートル、長さ2メートルで、人が横になれるほどの大きさである。3号馬車坑に副葬された馬は90~100匹と推測され、馬車は乱れているが方向は同じで、東西方向に並んでいる。車の先頭部分と馬の頭は西に向いており、鄭国の開国地は陝西省華県であるため、故国への想いを示したとみられる。また、2400年前に建造者が残した足跡、盗掘者が壁に開けた穴もある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月13日

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