日本が新型の救援ドローンを開発 声を識別し生存者発見

日本が新型の救援ドローンを開発 声を識別し生存者発見。ドローン技術の発展に伴いその応用範囲は拡大し、今では電力点検や、火災、地震などの救援作業を行う危険な職業にも及んでいる…

タグ:ドローン 救援 日本

発信時間:2017-12-13 15:46:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   ドローン技術の発展に伴いその応用範囲は拡大し、今では電力点検や、火災、地震などの救援作業を行う危険な職業にも及んでいる。

 

 外国メディアによると、東京工業大学、熊本大学などの研究チームが救援ドローンを開発した。人の声を感知して生存者を発見するこのドローンは、救援作業に役立つ。

 

 このドローンはHARK技術を用い、独特な音響測位計算法で位置を判断し、複数の人が同時に会話をしていても、個人の位置と声を認識することができる。この救援ドローンには16個のマイクがついており、雑音を消し、正確に位置を判断する。

 

 地震、火災、土石流などの災害発生時、特に被害の深刻な地域で建物が倒壊し救援隊員が近づけない時、このドローンは被災地で状況を確認し、HARK技術を通して雑音の中から人の声を識別し、瓦礫の下敷きになっている生存者を発見する。

 

 このドローンを使えば、救援のリスクを下げると同時に、正確度と効率も高めることができる。

 

 東京工業大学の中台一博教授は、「HARK技術により、ドローンは一刻も早く夜または瓦礫の下の生存者を発見できる。カメラでは不可能だった。携帯電話やサイレンの妨害を除くことができれば、広く商用化され、普及する可能性もある」と話した。

 

 自然災害発生時、技術が人間の能力を補い、生存の望みが少しでも高まるとよい。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月13日

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