中国製の世界最速の無人艇 最高速度50ノット

中国製の世界最速の無人艇 最高速度50ノット。14日、広東省湛江市で開幕した第5回中国海洋経済博覧会で、中国が世界最速の無人艇を開発したことがわかった…

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発信時間:2017-12-15 14:20:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   14日、広東省湛江市で開幕した第5回中国海洋経済博覧会で、中国が世界最速の無人艇を開発したことがわかった。

 

 無人艇「天行一号」は2017年9月に登場。最高航行速度は50ノット(時速92.6キロ)に達し、ハルビン工程大学と深セン海斯比船艇公司が共同開発した。全長12.メートル、満載時の排水量7.5トンで、ハイブリッド動力を採用。

 

 イギリス軍は2016年、航行速度50ノット、長さ10メートルの無人偵察艇を開発したと発表した。海斯比によると、中国の無人艇は最速であることが資料でわかっている。有人艇の速度は70ノットに達するが、経験豊富な操縦士が必要で、強風や高波、障害物の危険も伴う。これは無人艇が直面する課題である。

 

 海斯比の黄卓氏は、「これはハルビン工程大学の863計画プロジェクトでもあり、複数の型を共同開発した。天行一号は最速で、同型を10隻製造した。海上任務と海軍の人材不足に対応し、一部の任務を無人艇が行い、危険な状況でも使用できる」と話した。

 

 同社のエンジニアは、「他人が設計図を見ても、造れない。業界の秘訣で行一号を成功させる」と述べた。


 広東省政府と国家海洋局が主催する中国海洋経済博覧会は「中国海洋第一展」と言われ、14日多くの装備が展示された。雲洲智能公司の無人艇L30Aは対艦ミサイルレーダーデコイ装置を搭載し、母艦に同行してミサイルを妨害できる。2016年、L30Aは海軍の実弾演習に3回参加し、経験も積んでいる。電子妨害装置のほかに、光電気監視システムと12.7ミリ自動武器ステーションも搭載可能で、巡航艇として目標物を追跡、駆逐、迎撃できる。また、雲洲智能のステルス偵察監視無人艇も国家海洋局の南中国海調査に何度も同行している。さらに、同社は500トンクラスの無人貨物船の開発も進めている。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月15日

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