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グリーン発展指数、中国が初発表。
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国家統計局はウェブサイトで「2016年生態文明建設年度評価結果公報」を発表し、2016年度各省・自治区・直轄市のグリーン発展指数と市民満足度を初公開した。これらの指標は同年の各省の発展状況を示し、さらに5年に1度の生態文明建設目標の審査を盛り込んだ。これは経済・社会の発展の評価体制を改善し、各地・各部門に正しい発展及び成績の観点の形成を促す上で重大な意義を持つ。
生態文明建設推進の「指示器」に
生態文明建設は、中華民族の永続的発展を実現する千年の大計だ。中国の生態文明建設の各種取組は近年、積極的な効果を手にしている。しかし全体的に見ると、中国の生態文明建設水準は依然として低く、生態環境悪化などの問題の早期解決が必要だ。
生態文明建設の効果を調べるためには、「物差し」が必要だ。中共中央弁公庁、国務院弁公庁は2016年に「生態文明建設目標評価・審査方法」を印刷・配布し、中国が各省・自治区・直轄市に対し年間評価及び5年審査を行うことを明らかにした。また審査結果を党政府指導者の総合審査・評価、幹部の賞罰・任免の重要な根拠とした。
グリーン発展指数と市民満足度は、年間評価活動の2つの構成部分だ。うちグリーン発展指数は資源利用、環境改善、環境品質、生態保護、成長の質、グリーンな生活という6方面の55件の評価指標によって導き出される。全面的かつ客観的に各地のグリーン発展の成果を反映する。
国家統計局の責任者は「年間評価結果は、地域の生態文明建設を促進・けん引する指示器とバロメーターになる。党中央、国務院が定める生態文明建設目標、第13次五カ年計画綱要の目標達成を促進する上で重要な意義を持つ」と表明した。
「美しい中国」、長期的な努力が必要
「生態文明建設」が中国共産党第18回全国代表大会（第18回党大会）の党章に盛り込まれた後、第19回党大会は統一的推進の「五位一体」全体計画、調和的推進の「4つの全面」戦略計画を打ち出し、生態文明体制改革の加速、美しい中国の建設という戦略手配を行った。生態文明の建設は、新時代の中国の特色ある社会主義の重要な構成部分に格上げされた。
生態文明体制改革の加速、美しい中国の建設に向け、第19回党大会の報告はグリーン発展推進、重大環境問題の解消、生態系への保護の拡大、生態環境観測体制の改革という4つの改革措置を打ち出した。習近平国家主席は、社会主義生態文明観を堅固に打ち立て、人と自然が調和的に発展する現代化建設の新構造の形成を促し、生態環境保護に向けこの世代の人々が努力すると強調した。
全人代常務委員会委員、中国科学院科技戦略諮訊研究院副院長の王毅氏は「美しい目標の実現は短期的な目標ではなく、長期的な努力、継続は力なりという過程を踏まえる必要のある、民族の永続的発展を実現する千年の大計だ。美しい中国の建設には、制度の制定と各方面の共同参画、全社会のガバナンス体制とガバナンス能力の現代化水準の向上が必要だ」と指摘した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年12月28日
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