康師傅の年間報告によると、2006年から2013年までに同社のインスタントラーメン売上高は10億5200万ドルから43億3200万ドルに増加したが、16年には32億3900万ドルに減少した。
2015年、有名なインスタントラーメンメーカー6社が倒産した。
米国メディアは、世界の多くのインスタントラーメン市場が安定する中、中国のインスタントラーメンが冷え込むのは尋常ではないと論じた。
インスタントラーメンは「最も便利」ではなくなった
英BBCは中国のインスタントラーメン販売量減少の原因として、出稼ぎ労働者の帰省ブーム、交通が便利になったこと、インターネットと出前アプリの普及などを挙げた。
1.故郷が快適になり、帰省した出稼ぎ労働者は自分で料理を作るようになった。
仕事疲れ、生活条件などの要因により、出稼ぎ労働者は台所で料理できる条件を備えておらず、インスタントラーメンで済ませることが多かった。
国の都市・農村一体化発展により優れた政策が実行され、多くの出稼ぎ労働者が故郷に帰って就職した。故郷に戻った出稼ぎ労働者は料理をする条件と時間ができ、「紅焼牛肉面」の代わりに自分で紅焼牛肉を作るようになった。