中国のインスタント麺販売量が激減 3つの原因とは

中国のインスタント麺販売量が激減 3つの原因とは。

タグ:インスタントラーメン

発信時間:2018-01-03 15:21:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国家統計局の報告によると、2012年以降、中国の出稼ぎ労働者の増加ペースは落ちている。インスタントラーメン販売量の伸び率と出稼ぎ労働者の増加ペースはともに2012年に転換期を迎えている。


2.旅行が便利になり、インスタントラーメンでお腹を満たす必要がなくなった。


 以前、インスタントラーメンは緑の列車に欠かせない「パートナー」だったが、高速鉄道網の発達と飛行機の旅の普及により、移動時間が短くなり、カップヌードルで数日間カロリーを補給する必要はなくなった。


 2016年末時点で、中国の高速鉄道営業距離は2万キロに達し、2030年には4万5000キロになる見通し。2016年の中国の航空機旅客輸送量は4億8800万人、前年比11.9%増加した。


 雲南省大理市で某メーカーのインスタントラーメンを販売していた龍書海さんは、「鉄道はインスタントラーメンの重要な市場だったが、近年は駅からの発注も少なくなっている」と話す。


3.出前サイトが人気を集め、食べ物の種類が多くスピーディになった。


 2013年以降、出前サイトが人気を集め、多くの人が携帯電話で美味しいものを注文し、インスタント食品の人気は低下した。


 2017年6月時点で、中国のネット出前ユーザーは2億9500万人に達した。BBCは、出前は「クイックフード」の一種だとしている。


 現在は旅行の移動中でも出前サービスを利用できる。2017年7月、高速鉄道の出前サービスが全国の高速鉄道27駅で始まり、サイト「12306」出前センターと乗務員の協力のもとで乗客に食事が正確に届けられるようになった。

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