中国のインスタント麺販売量が激減 3つの原因とは

中国のインスタント麺販売量が激減 3つの原因とは。

タグ:インスタントラーメン

発信時間:2018-01-03 15:21:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国農業大学食品科学・栄養工程学院の瀋群教授は、インスタントラーメンの売上減少の原因について、「1つは近年の『32時間以内に完全に消化できない』などのネット上の噂が影響したこと。もう1つは国内の消費が急速にグレードアップし、所得が増え、エコ・ヘルシー・栄養という高品質の生活を追求し、商品のブランド、質、外観、食感に対する要求が高まったこと」との見解を示した。


 2016年以降、康師傅や統一などのメーカーは味のイノベーションや商品のアップグレードに力を入れ、ローエンドからの脱却に努めている。康師傅は天津市にインスタントラーメン印象館を建設し、生産工程を消費者に公開し、インスタントラーメンに対する疑惑をなくす努力をしている。


 業界の努力により、2017年にインスタントラーメン市場は3年連続の売上減少から挽回し、小幅増を実現した。


 多くの人は現在、貧困または条件が限られているためではなく、「ふと食べたい」と思ってインスタントラーメンを食べている。メーカーが新しいものを生み出し、インスタントラーメンの質と魅力を引き上げることができれば、カップヌードルは新たな春を迎えるだろう。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月3日

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