ニュージーランドのサイト「scoop」は1月2日、「中国のモバイル時代の新4大発明」という見出しで、中国が製造・設計したアイデア発明が全世界のデジタル分野の進歩を作り出していると伝えた。中国古代の4大発明と同様、「新4大発明」にも「中国が製造・設計」、「日常生活を豊富にする」、「世界の進歩を促す」という3つの基本的特徴があるという。
「新4大発明」その1:WeChat
中国のほとんどのネットユーザーがWeChatを使用している。世界初のメディアの特性を備えたSNSで、中国のメディア産業を強大化し、より客観的な個人メディア生態体制を形成した。短期間でWeChatの個人メディアは中国伝統のメディア産業を打破した。中国のメディア産業がより繁栄・分散化したほか、WeChatの個人メディアは世界の科学技術の進歩に影響を与えた。
「新4大発明」その2:WiFiマスターキー
シェアリングエコノミーをインターネット分野に導入した世界でも飛躍的なプラットフォーム。中国の日常生活において、このプラットフォームはWiFiと同じような存在である。より便利に無料でインターネットを使用できるWiFiマスターキーはインターネット産業の新たな魅力となった。WiFiマスターキーの導入により、初めてインターネットを利用した人、インターネット接続時間が増えた人も多く、インターネットの新たなビジネス価値をもたらしたと言える。
「新4大発明」その3:摩拝単車(Mobike)
革命的なポールのない自転車共有スタイルは、持続的に発展する交通分野の新たな章を切り開いた。中国は世界最大の乗り物シェア市場になり、世界の67%のシェアを占める。米国やシンガポールなど世界各国の政府が、摩拝単車やOfoなど中国のスタートアップ企業が国内の都市で事業を展開することを歓迎している。
「新4大発明」その4:支付宝
アリババが開発した携帯電話でコードを読み取って支払う方法は、中国オリジナルのキャッシュレス社会解決プランの1つである。クレジットカードは米国で数十年かかって普及したが、支付宝のモバイル決済はわずか数年で全国的な支払い方法になった。2016年、中国のモバイル決済市場の規模は米国市場の50倍に迫った。多くの支付宝ユーザーが世界各地に観光に行き、このサービスは中国を出て世界に広まっている。
まとめ:中国のアイデア発明は世界を変えている。西洋人は理解不足により中国のビジネス発展を見下しているかもしれないが、中国のモバイル時代から生まれたアイデア発明は中国がグローバルゲームを変える強大な存在であることを証明している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月3日