社会>
japanese.china.org.cn |04. 01. 2018

北京市の2017年「重度汚染」は23日 PM2.5平均値は2割低下

タグ: 大気改善状況


 北京市環境保護局はこのほど、2017年と過去5年間の大気改善状況と改善措置に関する記者会見を行った。


 2017年の北京市のPM2.5平均値は58マイクログラム/㎥で前年比20.5%低下し、国家「大気10条」の任務目標を達成した。「良」の日数は2016年より28日増えて226日、「重度汚染」は16日減少し23日だった。過去5年間、北京市の主要汚染物質の濃度は大幅に低下し、中でも二酸化硫黄の低下が目立つ。2017年の二酸化硫黄平均濃度は1桁の8マイクログラム/㎥に低下した。


 2017年の北京市の「良」の日数は226日で前年比28日増加、「重度汚染」は23日で16日減少。


 2013年から17年の「重度汚染」の日数はそれぞれ58日、47日、46日、39日、23日で年々減少し、5年で3日減り、重度汚染発生率は大幅に低下した。


大気改善は「人が努力」の結果


 大気汚染改善は「人の努力、天の手助け」の結果である。北京市環境保護監測センターの劉保献副主任によると、2017年は逆転層発生頻度が減り、空気が比較的乾燥し、北風の発生率が高かった。継続的な大気汚染対策、有利な大気拡散条件により、2017年の北京市の大気は大幅に改善されたという。


 北京市環境保護局の于建華チーフエンジニアは、「『人の努力』の重点は排出削減、『天の手助け』の作用は拡散で、『人の努力』は加減できるが『天の手助け』は計画のしようがない。どうであれ、人は努力し続ける」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月4日