中国の90年代生まれ、脱毛に悩む人が増加

中国の90年代生まれ、脱毛に悩む人が増加。

タグ:脱毛 ストレス

発信時間:2018-01-09 14:39:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2017年10月に清華大学が大学生4000人を対象に実施した調査によると、学生の約6割が脱毛に悩まされていることがわかった。約4割が「生え際が後退しているのに気づいた」と回答。友人から脱毛にを指摘された人は25%に達した。調査で、マルクス・レーニン学院と芸術学院の学生は最も脱毛しやすく、数学系、物理系、自動車工程系の学生が脱毛に悩む比率は最も低いことがわかった。


 京協和医院皮膚科専門家の付蘭芹氏は、「個別のケースしか見ていないが、脱毛の治療に訪れる若者は近年増加している。患者は20代になってすぐに脱毛し始め、20代半ばで目立つようになる。この世代の人は前の世代の人より脱毛が早いと思う」と話した。医学研究だけでなく、消費データもこの点を証明している。淘宝網が最近発表した統計を見ると、脱毛治療に関する用品は2017年の販売ランキングトップ40に入り、30歳以下の消費者が売上の4割以上を占める。


 ある医師は、「若者の脱毛問題の増加は社会の変化によるものである可能性がある」と話す。脱毛の6割以上が仕事や勉強のストレス、不眠、不規則な生活などの神経系が原因。首都医科大学の趙俊英医師は、「90年代生まれの悩みは異なる。彼らは衣食に悩まないが、多くの若者、特に未婚者は多くのストレスを感じている」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月9日

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