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発信時間：2018-01-20 10:05:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　熱意あふれる中国人客は、自分たちにとって最高の一年を迎えるかもしれない。コンサルティング会社「ヘンリー・アンド・パートナーズ」が9日に発表した2018年版の世界最強パスポートランキングによると、中国の順位は10位上がり75位につけた。米ビジネスニュースサイト「クオーツ」が伝えた。

 

　同社のデータによると、中国のビザなし渡航可の国は60カ国。これには16日より中国人のビザ免除を開始したアラブ首長国連邦が含まれる。金融コンサルティング会社のアートン・キャピタルのデータによると、中国人のビザを免除する国は昨年、7カ国増加した。

 

　中国による域外旅行は近年、世界の観光業の発展を促進する主力軍になっている。中国人客向けに自由旅行を開放する国が多くの成果を手にした。例えばモロッコは2016年に中国人のビザを免除したが、同年10月の国慶節（建国記念日）連休中、この北アフリカの国に多くの観光客が押し寄せた。中国観光研究院の統計データによると、中国人客の2016年の域外消費額は、前年比5％増の1100億ドルに達した。

 

　人が余り訪れない場所でも、中国人客が増えている。例えば南極旅行に参加する中国人客は、2008年から2016年の間に40倍増加した。南極を訪問するには5000ドル以上かかる。

 

　一部の中国人は、世界2位の経済体のパスポートはまだ十分に重視されていないと考えている。ある微博ユーザーは「ビザなし渡航可の国は、中国の国際的な地位や国力とまだ合致していない」と投稿した。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年1月20日

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