社会>
japanese.china.org.cn |30. 01. 2018

滴滴出行が台湾進出 タクシー・相乗りサービスを開始

タグ: 滴滴出行,台湾,進出


 配車アプリの滴滴出行が19日、台湾で「滴滴タクシー」と「滴滴相乗り」サービスを試験的に開始した。

 

 滴滴出行の代行業者である楽迪科技の王慈雍社長は同日の記者会見で、楽迪科技はまず台湾北部で「滴滴タクシー」サービスを開始し、需要密度の最も高い台北地区で徐々に拡張し、市場ニーズに合わせて他のサービスを開始すると話した。

 

 楽迪科技は台湾のタクシーチーム「全国車隊」と提携し、楽迪科技がプラットフォームを提供し、「全国車隊」がタクシーを派遣し輸送サービスを行うという。すでに約2000人の運転手を募集した。

 

 王慈雍氏によると、初期の「滴滴タクシー」サービスは現金精算で、将来的に台湾の第三者決済会社「智付通」と提携し、クレジットカード、モバイル決済などの多元的な決済方法を導入する。

 

 王慈雍氏は、「台湾および大陸部の住民の移動を便利にするため、滴滴出行は両地域の配車機能を連結し、両地住民が1つのアプリでタクシーを呼べるようにする。このような形式は大陸またはその他の地域の観光客の台湾旅行での移動を便利にする」と述べた。

 

 楽迪科技の蕭明曙副社長によると、同社は2月1日の春節前に「滴滴相乗り」サービスを開始し、「ライドシェア」という概念を通して台湾の住民の相乗りを奨励する。

 

 蕭明曙氏は、「滴滴相乗りは非営利目的の相乗り情報を提供する。オーナーと乗客は各自のニーズに合わせて相乗りの行程を自由に選択し、オーナーがプラットフォームで相乗りのルートをシェアし、同じルートを希望する乗客が相乗りする。相乗りガソリン補助を受け取り、輸送効率を高めることができる。初期は現金生産で、乗客がオーナーに直接ガソリン代や通行料などを支払う。将来的にオンライン決済も可能になる」と話した。

 

 ベンチャー企業の楽迪科技はは2017年に滴滴出行の独占代理業者になり、台湾で滴滴出行のブランド、商標、アプリを使用する権利を取得。契約期間は5年。

 


 王慈雍氏は、「滴滴出行は世界的に有名な配車サービスで、世界の4億5000万人のユーザーと2100万人の運転手が使用している。滴滴ブランドと技術の使用権利を取得し、サービスのイノベーションを通して台湾の住民によいサービスを提供したい」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月30日

1  2  >