秦咸陽城胡家溝建築遺跡で出土した「楽府」の字が書かれた石を見せる考古スタッフ(1月24日)
考古スタッフはこのほど、秦咸陽城胡家溝建築遺跡で秦代の大型国家府庫の遺跡を発見した。秦咸陽大遺跡保護区内で秦代の大型官署遺跡が見つかったのは、1970~80年代の秦咸陽宮遺跡の発掘以来となる。今回見つかった遺跡は陝西省秦咸新区秦漢新城窯店鎮、秦都咸陽城宮区の西の胡家溝に位置する。遺跡は四方が土壁になっており、厚さ約3メートル、幅19.5メートル、長さ110メートル。また、石の編磬の破片も多く見つかり、23点の破片に「北宮楽府」などの文字が書かれており、秦代に楽府が設置されていたことを再び証明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月30日