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japanese.china.org.cn |10. 02. 2018

四川省涼山 兄が弟をおんぶして引っ越し

タグ: 四川省 涼山 引っ越し

 

(图片故事)(1)下山,哥哥背你去新家



   2月2日、弟をおんぶして申果郷沙苦新村の祖父の家に行く吉覚吉竹くん。同日、大涼山の奥地は大雪に見舞われた。9歳半の吉覚吉竹くんはマイナス11度の雪の中、1歳半の弟をおんぶして険しい山道を進み、母親はもっと重たい竹篭を背負い、吉覚吉竹くんの後ろを歩いている。山の麓では、新居に行く車が彼らを待っていた。200メートルの落差がある山道を彼らは50分歩き続けた。小学3年生の吉覚吉竹くんは3人兄弟の長男で、両親と四川省涼山イ族自治州越西県申果郷達布村に暮らしている。この村は標高2800メートルに位置し、環境が悪く、中心部から80キロ離れており、車で5時間かかる。現地の貧困脱出と西部貧困支援の取り組みに伴い、多くの村民が隣の新村に引っ越した。吉覚吉竹くんの一家は2014年に貧困を脱し、政府から3万元のイ族家庭住宅建設手当を受け取り、父親は達布新村に土地を探し、年内に引っ越す予定である。便利な生活を送るため、母親はまず自分の実家に引っ越すことを決めた。吉覚吉竹くんの祖父は達布新村の隣の申果郷沙苦新村にいるため、自分の家が建ったら直接新居に引っ越せる。達布村の幹部は、2018年の新学期から吉覚吉竹くんが新村の小学校に入学できるよう手配してくれた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月10日


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