世界で毎年、約1兆3000億キログラムの食べ物(世界の3分の1)が浪費されている。米国だけで農産物の4分の1が見た目が悪いことを理由に破棄される。「見た目の悪い野菜・果物も美しくなれる」という活動はこの状況を変えようとしている。浪費を減らすため、同活動は「見た目の悪い」野菜や果物を多く消費するよう呼びかけている。これらは腐っておらず、見た目が悪いという理由だけで捨てられている。ブロガーのサラさんは様々な果実、瓜類、緑の野菜などの写真をインスタグラムで公開した。これらは非常に美しく撮られており、店に並ぶ「完璧」な野菜・果物にも引けをとらない。サラさんは「見た目の悪い」商品とは何かを見直し、「米国人の見た目の悪い商品に対する見方を変えたい。それらは実は美しく、栄養があるだけでなく、食べ物の浪費を防ぐこともできる」と話す。同活動は2016年1月に始まり、インスタグラムでのフォロワー数は4万5000人に達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月1日