旧暦1月15日は中国伝統の元宵節で、北京市内の老舗店で元宵団子がよく売れている。今年は五目、黒ごま、チョコレートなどのほか、ドリアン、ココナッツミルク、糖アルコールなどの餡の変わった元宵団子も登場し、市民から人気を集めている。
記者は早朝に磁器口にある錦芳小吃を訪れ、元宵団子を販売する窓口に100メートル以上の列ができているのを目にした。春節に入ってから元宵団子を買いに訪れる市民は後を絶たず、ここ数日は常に行列ができている状態だという。同店の元宵団子は伝統的な餡が中心だが、今年はブルーベリー、桂花、もちあわ、紫黒米などの新商品も販売している。
護国寺小吃店にも長蛇の列ができている。同店は果物の餡の元宵団子が多く、ミカン、パイナップル、イチゴ、レモンなどの餡が人気がある。また、今年はドリアン味も登場した。ドリアンの元宵団子は1日に50キログラム前後売れているという。
北京稲香村は伝統の味をメインに、黒ごま、五目、桂花サンザシ、カカオクリームの4種類を詰め合わせと単独の2つの窓口で販売。同店第3営業部のスタッフによると、同店舗は前日にきびカルシウム強化牛乳ときび棗リュウガンの2種類の冷凍元宵団子を発売した。店舗だけでなく、京東の生鮮フラッグシップショップでも冷凍元宵団子と湯円を購入できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月2日