このデパートのワイヤーは最長30メートルまで輸送可能で、速くて25秒で往復できる。また、「ワイヤー会計」のサービス範囲も100平方メートルから600平方メートルに拡大した。
1950~60年代によくみられた「ワイヤー会計」サービスが昨年復活し、多くの人に懐かしさを感じさせている。デパートはこのほど、時代を感じさせる「ワイヤー会計」を現代版の2.0バージョンにアップグレードした。
記者は、レジの上にある「ワイヤー会計」システムに新しい装置が加わっているのを目にした。昔は1本のワイヤーを手で動かしていたが、現在は2本のワイヤーが電気で動くようになり、サービス範囲が拡大し、連続使用、会計の加速化も実現した。
使用範囲で最も遠いのはビッグサイズのレディース服を扱うテナント。店主の徐さんは、「来店客の多くが豊満体型の人で、レジまで行くのも不便。アップグレード後は1分で会計ができ、店員の手間が省け、客にとっても便利」と話す。
現在、曲がることのできる「ワイヤー会計」3.0バージョンを開発中で、デパート全エリアの4000平方メートルでの使用が可能になるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月6日