4月12日、染めたばかりのトン族の手織りの布をチェックする呉方俊さん(左)、楊成蘭さん夫妻
1980年代生まれのトン族女性の楊成蘭さんは貴州省榕江県栽麻鎮豊登トン族村の出身で、この村から大学に行った最初の人物であるとともに、故郷で起業した最初の人物でもある。
2016年3月、彼女と夫の呉方俊さんは都市部での仕事を辞めて故郷に戻り、トン族の手織りの布のビジネスを始めた。わずか2年で、2人が経営するトン族手織り布のネットショップの売上高は100万元を超えた。北京や上海などのほか、韓国、オーストラリアなどにも販売している。2人はスタジオを設立し、村と周辺の村の80世帯以上を伝統のトン族手織り布の生産に就かせ、民族の伝統手工芸品を伝承し、村民の貧困脱却を手助けした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月13日