晩春になり、植物が生長しウグイスが飛び、老川黔線の沿線で菜の花や桃の花が咲いた。中でも松壩・彙龍塘区間の10里に及ぶ桜通りは規模が大きく、重慶市と貴州省から多くの人が列車に乗って観賞に訪れる。そのため、この区間を走る5629/30列車は「花見専用列車」になっている。
エアコン、食堂車、寝台もないこの列車は南西の山の間を抜ける。乗車料金は2元からで、通学、買い物、友人との外出に利用され、「鈍行列車」と親しまれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月15日