南京の「手のひらベイビー」が出生100日後に退院

南京の「手のひらベイビー」が出生100日後に退院。

タグ:NICU 超早産児

発信時間:2018-04-28 15:27:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  


   今年1月15日、妊娠22週と2日の鄒さんは男の子「点点」ちゃんを出産した。点点ちゃんの出生児の体重はわずか550グラムで、成人の手に乗るほどの大きさだった。医療スタッフと家族の3カ月にわたる努力により、点点ちゃんの体重は2150グラムまで増え、無事に退院した。点点ちゃんは国内で報道されている限り、救命に成功した最小胎齢の超早産児である。


 専門家によると、点点ちゃんの出生児の胎齢は22週と2日、体重550グラム、身長25センチで、超早産児、超低出生体重児に属し、大きさは成人の手のひらほどで、肌は透明に近かった。最も懸念されたのは、出生児に呼吸と反応がなく、心拍が弱かったことである。


 そのため、生まれてすぐにNICUの医療チームと産室の医療スタッフが保温や呼吸支援などの救命措置を行った。措置が安定すると、点点ちゃんはすぐに新生児科のNICUに移された。医療スタッフは点点ちゃんを高級保温ケースに入れて呼吸支援やへそ動静脈カテーテルなどを行いながら、血圧、血中酸素、血液ガスなどの数値を常に確認した。


 また、点点ちゃんは「カンガルー式ケア」も受けた。これは先進的なケア方法で、超低出生体重児を母親の懐に入れ、肌を接触させて母親の体温を保温ケースの代わりにし、生存率を高める方法である。


 100日以上にわたる熱心な治療とケアにより、点点ちゃんは難関を突破し、胎齢は22週から36週に修正され、体重は550グラムから2150グラムに、身長は25センチから40センチに成長し、各数値も安定し、退院の基準に達した。


 4月24日、点点ちゃんは出生100日を迎え、救命にあたった医療スタッフと点点ちゃんの家族が病室で付き添い、この記念すべき日を簡単に祝った、100日世話した点点ちゃんが退院することになり、医療スタッフは少し寂しそうな様子で抱っこした。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月28日

 

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